クレジットカードのリボ払いで地獄を見ないために

クレジットカードでお買い物をしたときに、みなさんはどうやって支払いをしていますか?各々の経済状況によって支払いの仕方も人それぞれであると思います。カード会社や契約内容によりますが、クレジットカードの支払いは、一括払い、分割払い、ボーナス払い、リボ払いがあります。

支払いに余裕がある人であれば一括払いのみしかしないという人や、ボーナスで払うつもりだからボーナス払いにする人、クレジットカードは様々な状況に応じて支払い方法を選択できます。

クレジットカード現金化をした際でも支払方法は選べます。月々の支払いに余裕が持てそうにないときなどは、リボ払いを選択する人も多いのではないでしょうか。

リボ払いとは、支払残高に対して毎月一定額で支払いができる支払方法です。月々に自身が設定した金額を支払うので、大きな買い物をしたとしても月々の支払いが抑えられ、返済計画も立てやすい、便利な支払方法として知られています。また、カード会社はリボ払いにするとポイントが付きやすくなるようなキャンペーンを行っているので、ポイントを目的にリボ払いにしている人も多いかと思います。

その反面、リボ払いにもデメリットがあります。よく聞く話ですが、リボ払いで支払っても一向に支払残高が減らないといった、俗にいうリボ地獄に陥ってしまうケースがあります。
リボ払いで地獄を見ないためにはどうすればいいのでしょうか。それはリボ払いをよく理解することから始めることです。

リボ払いの仕組み

月々の支払額を一定にできるリボ払いですが、その方式は大きく2つあります。

1.残高スライド方式

支払残高によって、月々の支払額が変わる(スライドする)方式です。
例えば、支払残高が5万円未満であれば月々の返済は5000円+手数料、5万円以上10万円未満であれば月々の返済は1万円+手数料、というように、支払残高のランクが上がると月々の支払ランクも上がるような仕組みです。

2.定額方式

支払残高がいくらあるかに関わらず、月々の支払いが一定額である方式です。
例えば、支払残高が5万円であっても10万円であっても、月々の返済は5000円+手数料の一定額で返済するという仕組みです。
リボ払いのメリットは、月々の支払いが一定なので大きい買い物でもしやすいのと、返済計画が立てやすいことにあります。

一方デメリットとしては下記のことが挙げられます。

1.支払残高に対して金利手数料が付く

リボ払いの場合、買い物した支払残高に対して金利手数料が付きます。その年利はカード会社によりますが、おおよそのカード会社は上限である年利15%を金利手数料としてとります。
カード会社のホームページを見るとリボ払いのシミュレーションがあります。
例えば、30万円の支払残高を年利15%のリボ払い(定額方式)で月に1万円+手数料の支払いをしていくとします。年利15%ということですが、実際の金利は日割りで付き、月に1回支払残高に対して金利が付くので、
15%÷365日×30日=1.23%
毎月1.23%の金利手数料が発生します。
これを踏まえて某カード会社のシミュレーションで計算すると、
支払総額:359,169円
金利手数料:59,169円
支払回数:30回
というような結果になります。
支払回数が30回ということは、30ヶ月の支払い期間になるということで、実に2年半支払いを続けなければなりません。その間に別の買い物をすれば当然支払残高は増加し、さらに支払期間が長くなります。当然、支払期間が長ければ長いほど、金利手数料が増えていくことになってしまいます。

2.高額な買い物をしている意識が薄れる

月々の支払額が固定されることはメリットではあります。しかし、高額な買い物をした場合でも支払額が一定なので、支払額が大きいという意識が薄れてしまいます。その為に、買い物しやすくなることが逆に精神的なデメリットになってしまう危険性があります。
月々の支払いが同じであっても、買い物をすればするほど支払残高は増えていきます。気づいた時には金額が大きくなっていて、それこそ10年以上に渡って年利15%がかかる借金の支払いを続けなければならないようなことに陥ってしまいやすくなります。

クレジットカード会社は、リボ払いにするとポイントが付いてお得ですよ、とキャンペーンをします。その理由は上記で書いたような金利手数料で利益を出すためなのです。長期間で支払いしてもらえば、その分の手数料が入ります。

キャンペーンなどの特典があったとしても、それをはるかに上回る年利15%の金利手数料が手に入るとしたら、カード会社にとっては痛くも痒くもありません。

リボ払いで地獄を見ないために

リボ払いは月々の収入が少ない人でも大きな買い物ができる点ではとても便利なサービスです。しかし、使い方を間違えるととても大きな痛手を負ってしまいます。

クレジットカード現金化にも言えることですが、自身の経済力と返済方法を十分に確認して、計画的に利用することを心がける必要があります。

2017/01/11

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